公募ステンドグラス美術展Art exhibition

ステンドグラス美術展について

弊社主催による公募ステンドグラス美術展は、1984年を第1回として2~3年毎に開催しており、1998年の第8回まで開催されております。
 その前身は毎年行われていたフェリス文理学院の生徒展であり、日本全国のステンドグラス公募展へと規模を発展させたものです。
 公募ステンドグラス美術展の主旨としましては、日本におけるステンドグラスの芸術性及び感性の向上、技能の習熟及び情報交流であります。また新しい感性や芸術性を持った新人の発掘や、新人のガラス美術への登竜門になって頂ける事を願って開催しています。
 尚、次回開催に関しては詳細未決定に尽き、開催年度決まり次第お知らせ致します。

公募ステンドグラス美術展の歴史

第1回

公募ステンドグラス美術展

毎年行われていたフェリス文理学院の展示会「フェリス文理学院ステンドグラス作品展」として新たにはじめる。応募者は東海地方を中心に、北海道から関西、広島までおよび、78名200点が出展された。

最優秀賞 出原作治 
パネル部門優秀賞 花井美代子 (写真2)
立体部門優秀賞 中村邦夫 (写真3)
デザイン部門 生田丹代子(写真4)

会期/1984年5月2日~5月13日
会場/名古屋市昭和美術館

第2回

公募ステンドグラス美術展

「第2回公募ステンドグラス美術展」と名称を改め、その運営もステンドグラス美術展運営委員会に移行する。
応募点数132点

最優秀賞 松本陽子 (写真1)
パネル部門優秀賞 花井美代子 (写真2)
立体部門優秀賞 仲三郎・岡本喜十郎 (写真3)
デザイン部門 生田丹代子(写真4)

会期/1985年5月3日~5月12日
会場/名古屋市昭和美術館

第3回

公募ステンドグラス美術展

回を重ねる毎に作品のレベルは確実に上がり、出展作品の絞り込みに時間がかかるようになる。今回の最優秀賞の副賞にはアメリカ西海岸ガラス研修旅行が用意された。
出展作品数90点

最優秀賞 古木由美 (写真1)
審査員奨励賞 高嶋敏昭 (写真2)
審査員奨励賞 渡辺百合世 (写真3)
審査員奨励賞 井上恵子 (写真4)

会期/1986年5月3日~5月11日

会場/名古屋市昭和美術館

第4回

公募ステンドグラス美術展

公募展としての知名度も上がりステンドグラス作家を目指す若手作家にとっては登竜門的な存在となる。ただデザイン的なおもしろさだけでは、審査員にアピール性に乏しく新しい技術が随所に組み込まれた作品が増える。
出展作品数70点

大賞 橋本治 (写真1&2)
優秀賞 樋口真一 (写真3)
優秀賞 江頭育子 (写真4)
優秀賞 青山裕子 (写真5)

会期/1987年5月1日~5月10日

会場/名古屋市昭和美術館

第5回

公募ステンドグラス美術展

名古屋市政100年を記念したデザイン博の一環のイベントとして会場内で行われる。ステンドグラス関係者に偏っていた入場者も今回を機に一般の入場者を迎えることができ、広くステンドグラスをアピールする。
出展作品数60点

最優秀賞 該当者なし
優秀賞 久保田トシ子 (写真1)
優秀賞 李奉淑 (写真2)
優秀賞 鈴木敏行 (写真3)
優秀賞 畑順子 (写真4)

会期/1989年9月16日~9月21日

会場/デザイン博白鳥センチュリープラザ

第6回

公募ステンドグラス美術展

この回より隔年開催になる。また、より多くの人々に見て頂くために会場も市街地に移し、ステンドグラス展を一般に定着させる。
出展作品数70点

最優秀賞 該当者なし
優秀賞 李奉淑 (写真1)
優秀賞 高嶋敏昭 (写真2)
優秀賞 山之口徹 (写真3)
優秀賞 矢藤明美 (写真4)

会期/1992年4月14日~4月19日

会場/電気文化会館・東ギャラリー

第7回

公募ステンドグラス美術展

他のステンドグラス展が無くなっていくなか、唯一の全国的規模の展示会になる。応募者の数は順調に増えるが会場の都合により作品の絞り込みわ行うにも作品全体のレベル向上に各審査員の苦悩は増し、3年連続で最優秀賞を決定するに至らなかった。
出展作品数64点

最優秀賞 該当者なし
優秀賞 中村友子 (写真1)
優秀賞 野見山まゆみ (写真2)
優秀賞 高嶋敏昭 (写真3)

会期/1994年9月6日~9月11日

会場/電気文化会館・西ギャラリー

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