建材についてBuilding material

ガラス加工

強化ガラス

強化ガラスとは、ガラスを加熱急冷し、ガラス表面の強い圧縮応力層をつくり、破壊強さを増加させ、かつ破損したときに細片となるようにしたガラスです。

 


txt3.png

【特徴】

・同じ厚さの型板ガラスの3~5倍程度の耐風圧強度があります。
・大きな衝撃により万一割れても破片は小さな粒状となり安全性が向上します。

 

【ご使用上の注意】

・製造後は切断、加工が出来ませんので、正確な使用寸法でご発注下さい。
・強化ガラスは、表面に付いた傷や不純物に起因する傷が成長した場合、外力が加わっていない状態で不意に破損する場合があります。破損すると、施工条件によっては脱落する場合があります。破片は粒状になりますが、大きな塊になることもあります。破片が頭上から落下した場合には、大きなケガや命に関わる事故となる恐れもあり、被害発生を防ぐため、合わせガラスにしたり、飛散防止フィルムを貼るなどして人が近づかないような設計上のご検討、庇などの設置のご検討をお願いします。

熱処理ガラス(半強化ガラス)

【特徴】

・強化ガラスと同じ工程を経たガラスですが、強度は2~3倍程度の熱処理板ガラスです。

 

【ご使用上の注意】

万一破損した場合は、フロートガラスに近い割れ方になります。強化ガラスのように、粒状には割れませんのでご注意ください。

飛散防止フィルム

飛散防止フィルムは万一ガラスが割れても飛び散る事がなく、より安全に配慮したご使用が可能になります。
ご要望に応じたサイズで飛散防止フィルム加工し、お届けいたします。

 

・加工について…型板ガラスの凹凸の少ない面にフィルムを貼り、出荷致します。
・注意点…飛散防止フィルム加工後のカットは出来ません。
・取扱い品の中で、凹凸が大きくフィルムの使用が不可となるものもございます。詳しくは、各ガラスの詳細をご覧下さい。

デザイン合わせガラス

高性能フィルム合わせタイプ

2枚のガラスをフィルム(1.2t~)で接着した合わせガラスです。

【特徴】

・対候性に優れ変質変色しにくいため、美しい透明感が持続します。
・紫外線を99%カットします。

 

【ご使用上の注意】

・水分によりフィルムが剥離する場合がありますので、コグチをむき出しにしてご使用される場合はご注意ください。
・取扱い品の中で、凹凸が大きくフィルムの使用が不可となるものもございます。詳しくは各ガラスの詳細をご覧ください。

高性能樹脂合わせタイプ

2枚のガラスを高性能樹脂(透明の液体軟質樹脂:中間層2㎜厚)で接着した合わせガラスです。

【特徴】

・凹凸が大きなガラスは中間層に樹脂を使用した合わせ加工が適しています。
・防音性を兼ねております。
・対候性に優れ、変質変色しにくいため、美しい透明感が持続します。
・紫外線を95%カットします。

 

【ご使用上の注意】

・製作上、コグチから約6mmの中に透明テープのラインが生じます。
・コグチをむき出しにしてご使用される場合はご注意ください。
・接着面の凹凸が見えなくなりますので、ガラス両面に凹凸のあるデザインガラスの使用はお避け下さい。
・樹脂合わせタイプのシーリングには酢酸系かアルコール系を使用してください。

デザイン複層ガラス

デザインガラスと機能ガラスをペアリングした高性能断熱複層ガラスです。

 

【特徴】

・外に逃げる熱(熱貫流率)を約1/2にします。夏は冷気を外へ逃げにくくし、冬は暖かく過ごすことができ、結露軽減効果にも優れています。

 

【ペアガラスの構成】

デザインはもとより、機能に合わせてスペーサーの厚さ、中間層、ペアリングのガラスなどを自由にお選び下さい。

※納期は受注後、2週間程かかります。詳しくはお問合せください。

電話する

お問い合わせ